ドログバのボローニャ移籍が急浮上 降格圏に沈む古豪の救世主となるか

MLSのオフを利用した短期レンタルに

 チェルシーなどで活躍し、現在はMLSのモントリオール・インパクトに所属するコートジボワール代表FWディディエ・ドログバが、来年1月の移籍市場でセリエAボローニャに電撃移籍を果たす可能性が急浮上している。イタリア地元紙「コリエレ・デロ・スポルト」が報じている。
 ドログバは母国語であるフランス語圏の都市モントリオールに活動拠点を移している。2017年までの契約で年俸300万ユーロ(約4億円)に加え、成果給を手にできる契約となっているようだ。
 実はボローニャとモントリオール・インパクトは、いずれもカナダの実業家ジョーイ・サプート氏が保有。MLSのリーグが12月から3月までオフとなるため、欧州で実績のある選手がレンタルという形でプレーすることは珍しくない。
 ボローニャは現在勝ち点6で、10節終了時点で降格圏の18位に低迷。今季リーグ最低の6ゴールと得点力不足に苦しんでおり、コートジボワールの英雄を短期間プレーさせるプランが急浮上している。昨夏のブラジル・ワールドカップでは、グループリーグ初戦でザックジャパンの守備陣を強烈なフィジカルで圧倒したドログバ。ボローニャを率いるロベルト・ドナドーニ新監督にとっても、心強い援軍になりそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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