元鹿島レオナルド、ミランSD辞任の可能性が浮上 ブラジル代表のスタッフ入りか

ACミランのSDを務めるレオナルド氏【写真:Getty Images】
ACミランのSDを務めるレオナルド氏【写真:Getty Images】

イヴァン・ガジディスCEOとの対立も要因とスペイン紙が報じる

 イタリアの名門ACミランは、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得にリーグ戦ラスト1試合まで望みをつないでいる。だが、かつて鹿島アントラーズでもプレーしたクラブOBで元ブラジル代表レオナルド氏が、スポーツ・ディレクター(SD)を辞任する可能性が浮上している。イタリア、スペインの複数メディアが報じている。

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 ミランは勝ち点65で現在リーグ5位であるものの、3位アタランタと4位インテルは勝ち点66と差はわずか。ラスト1試合で順位を逆転し、4位までに与えられる来季のCL出場権を獲得する可能性が十分に残っている。

 しかし、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は、レオナルド氏がシーズン後にSD職を辞任する可能性があると報じている。すると、CL出場権を逃せば解任されると報じていたイタリアメディアも追随。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は、12月にアーセナルからやってきて最高経営責任者(CEO)に就任したイヴァン・ガジディス氏と、ことごとく意見が対立していることがその理由だとしている。

 また、イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」によると、レオナルド氏はブラジルサッカー連盟からオファーを受けたようだ。コパ・アメリカ後にアーセナルと契約することが濃厚なブラジル代表のチーム・コーディネーターであるエドゥ・ガスパール氏の後を引き継ぐ可能性があるとも報じている。

 ミランは今季開幕前に中国資本から経営権が米ファンド「エリオット・マネジメント」に移り、レオナルド氏がSDに就任。ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督、シーズン中に強化部入りしたパオロ・マルディーニ氏といった元イタリア代表のクラブOBとともに名門再建への道のりを歩むかに思われた。しかし、その体制は1年間で早くも空中分解の危機を迎えている。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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