メルボルン・V退団の本田、ピッチ外で残した成功 現地メディア指摘「平均を上回る貢献」
本田、今季限りでのメルボルン・V退団が決定 ラストゲームは広島戦に
現地時間21日、元日本代表MF本田圭佑のメルボルン・ビクトリー退団が正式に発表された。これにより、22日にAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第6節のサンフレッチェ広島がラストゲームとなるが、本田の退団決定を受け、現地メディアも注目を寄せている。
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本田はシーズン途中に約2ヶ月間に及ぶ負傷離脱を強いられたものの、最終的にはリーグ戦18試合で7ゴール5アシストと、オーストラリア初挑戦で攻撃陣をけん引する活躍を披露。ファイナルステージでは準決勝でシドニーFCに1-6で大敗し、リーグ連覇は成し遂げられなかったが、強い印象を残してみせた。
Aリーグ公式サイトは退団が決定した本田のコメントを紹介しており、「メルボルン・Vの選手でいられたことを誇りに思い、オーストラリアでプレーする機会を与えてくれたことをありがたく思う」と感謝の弁を述べつつ、「新たな挑戦のために去る時が来たが、メルボルンで過ごした時間を忘れることはないだろう。成功を求め続ける限り、僕は今後もこのクラブの幸運を祈っている」とエールを送っていた。
また、オーストラリアのサッカー情報サイト「The World Game SBS」は「ビクトリーはサンフレッチェとの対戦が本田にとってのラストマッチとなることを認めた」と見出しを打って報じると、「本田のピッチ外での成功は、今季ホームの観客動員数に関して平均をわずかに上回る貢献を残したことだ。17-18シーズンは平均1万7488人だったのに対し、今季は2万297人だった」と指摘し、本田の好影響を数字で説明している。
一方、「それでも直近の9年間の平均で見ると、依然として下回る結果となっている」と指摘。この数年でAリーグのブームが停滞し始めているなか、本田の退団により、減退により一層の拍車がかかる可能性も否めない状況だ。ピッチ上でも輝きを発揮し続けていた本田だが、ピッチ外でもクラブにとって重要な存在であったことは確かなようだ。
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