17歳久保建英、華麗な“股下ゴール”を海外絶賛「日本のメッシがタイのメッシを凌駕」
“日本のメッシ”こと久保の働きに海外注目 “タイのメッシ”チャナティップの前で躍動
FC東京は18日のJ1リーグ第12節で北海道コンサドーレ札幌と対戦し、2-0の勝利で無敗のまま首位をキープした一方、17歳MF久保建英が2試合連続ゴールを叩き込む活躍を披露した。若きアタッカーの活躍を受けて「日本のメッシがタイのメッシを凌駕」と海外メディアが絶賛している。
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スコアが動いたのは後半14分だった。久保が相手エリア内でドリブル突破を図り、これは阻まれてしまう。しかし、相手がつなごうとした連係ミスを突いてDF小川諒也がボールを奪取し、ニアサイドへのシュートで先制ゴールを奪った。さらに同24分に久保が魅せる。
FC東京は自陣からFWディエゴ・オリヴェイラがドリブルで持ち運ぶと、右サイドから走りこんだ久保へパス。ボールを受けた久保はペナルティーエリア内に進入し、DF福森晃斗と対峙した。巧みにコースを限定されたかに思われたが、久保は思い切り良く左足を一閃。冷静に状況を見極め、福森の股下を射抜く超絶シュートを放つと、相手GKク・ソンユンの手を弾いたボールはそのままゴール内に吸い込まれた。
久保は前節ジュビロ磐田戦(1-0)で決勝ゴールを奪っており、これで2試合連続と圧巻のパフォーマンスを披露。衛星放送「FOXスポーツ」アジア版は「日本のメッシがタイのメッシを凌駕」と伝えた。久保は“日本のメッシ”、札幌のタイ代表MFチャナティップは“タイのメッシ”と称されるなか、2人が激突した一戦で1ゴールの久保が上回ったと記している。
記事では「土曜日の味の素スタジアムで2人のメッシがいた」と描写しつつ、「最も輝いたのは日本のメッシだった」と言及。2試合連続ゴールを叩き込んだ久保について「17歳ながら、今季J1でトップを走るチームにあって好調をキープしている」と称えている。また最近の活躍ぶりから、コパ・アメリカに臨む日本代表選出は濃厚と予想した。
急成長を見せる久保は一気にステップアップしそうな気配を漂わせている。