ユベントスFWディバラ、二度見必至の究極ヒールトラップに再脚光 「凄まじい技術」

【写真:Getty Images】
【写真:Getty Images】

今年2月のフロジノーネ戦で披露した華麗なバックヒールトラップに英メディアが再注目

 リーグ8連覇を果たしたユベントスにおいて、「10番」を背負うアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラにとっては葛藤のシーズンとなった。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの加入でポジション争いが熾烈となり出場機会が減少。今季はユベントス移籍後最少の5ゴールにとどまっている。そのなかで、英メディアが今年2月の試合で披露した魅惑のヒールトラップに再びスポットライトを当てている。

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 ユベントス4年目の今季、ディバラはリーグ戦28試合5得点。チームがリーグ8連覇を達成したなか、ロナウドの加入もあり、出場試合、プレー時間、ゴール数と加入後最少にとどまっている。

 ディバラにとっては葛藤のシーズンとなっているが、英サッカー専門サイト「Dugout」は「フロジノーネ戦で凄まじい技術」とディバラの今季ハイライトの一つであるセリエA第24節フロジノーネ戦(3-0)のワンプレーを回顧している。

 この試合、ディバラは前半6分にロナウドのアシストからゴールを決めているが、スポットライトが当てられたのは卓越したテクニックだ。元クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチの大きな浮き球のサイドチェンジに対して、ボールを見上げながらバックステップ。フロジノーネの選手が前後に寄せてくるなか、半身の体勢のまま右足ヒールでトラップ。後方のスペースにボールを転がすとともに素早く反転し、難なくフリーになってみせた。

 華麗なテクニックに本拠地アリアンツ・アレーナは騒然。英スポーツメディア「スポーツ・バイブル」も「10回以上見ないのは不可能」「究極のファーストタッチ」と称賛していた。

 今季の悔しさをバネに、25歳のレフティーがどのようにステップアップしていくか見ものだ。

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