元仏代表MFがジダン監督の未来に太鼓判 「新しいサイクルが始まることを願っている」
代表で共闘のジョルカエフ氏、監督復帰の元チームメートにエール
1998年のフランス・ワールドカップ(W杯)や欧州選手権2000で現レアル・マドリード監督のジネディーヌ・ジダン監督と共闘し、優勝に貢献した元フランス代表MFユーリ・ジョルカエフ氏は、かつての同僚の監督復帰について独自の見解を展開。「興味深いのは彼が戻ってきた方法だ」と語り、再び素晴らしいチームを作るだろうと主張している。
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かつてフランス代表のチームメートとしてジダン監督とプレーしていたジョルカエフ氏は、元同僚がレアルに復帰したことは会長からの強烈なメッセージだと自身の見解を明かした。
「我々は彼がどこに行くのか予想していた。彼は多くのクラブとつながっていたからね。本当に興味深いのは戻ってきた方法だ。レアルは今季UEFAチャンピオンズリーグのベスト16で敗れ、一つのサイクルが終わった。そして翌週にはフロレンティーノ・ペレス会長がチームをよく知っている人を監督に招聘した。それはレアルの会長がファンとソシオに送った強いメッセージだ。『たとえ彼が以前に一度去ったとしても、我々は最善を取り戻す。彼を連れ戻して再び欧州を制圧するために必要なことは何でもする』と言っているようなものだ」
そのうえでジョルカエフ氏は、これから行うことになる挑戦に向けて、ジダン監督は自分のイメージのなかでチームを形作っていけるはずだと太鼓判を押している。
「彼らがCLを3連覇したことを忘れないでほしい。史上初のことだったのだから。ジダン監督の今回の主な変更点は、彼がチームを編成できるということだ。最初は素晴らしい選手がいる素晴らしいチームに加わった。今回、彼は新しいチームを結成するつもりだ。そして新しいサイクルが始まることを願っているよ」
新たなシーズンに向かうジダン監督にエールを送ったジョルカエフ氏。復帰した指揮官は、レアルに新たな黄金時代をもたらすことはできるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)