J1第6節の名古屋戦で生まれた鹿島MFレオ・シルバの一撃が4月度ベストゴール受賞

　Jリーグは10日、J1「4月度ベストゴール」を発表し、鹿島アントラーズのMFレオ・シルバが叩き込んだ衝撃の「5人ぶち抜き弾」が選出された。海外メディアから「メッシをコピー」と絶賛された一撃は、選考委員をも「J史上空前」と唸らせている。

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　衝撃のゴールが生まれたのは、4月5日のJ1第6節名古屋グランパス戦だ。後半2分に相手MFガブリエル・シャビエルに先制点を献上したなか、同27分にMF土居聖真が同点ゴールを奪う。1-1で迎えた同36分、ブラジル人MFレオ・シルバが魅せた。

　ハーフウェーライン付近でボールを受けたL・シルバは、前を向くと一気に加速してドリブルを開始。1人、2人と置き去りにすると、3人目と対峙してもスピードを緩めずに中央を駆け抜ける。そのまま細かいタッチでペナルティーエリア内に侵入し、寄せに来た4人目をさらりとかわし、5人目に体を当てられたが強引に突破。最後は倒れ込みながらも左足でシュートを放ち、圧巻の決勝ゴールを決めた。

　試合は鹿島が2-1と逆転勝利を収めたなか、この40メートル弾に海外メディアも注目。ハンガリーのオンライン紙「ORIGO」は「メッシをコピー」と伝え、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ級のゴールと絶賛していた。

　レオ・シルバは4月度月間ゴールの受賞を受けて、Jリーグ公式サイトで「このゴールが生まれるために協力をしてくれたチームメイト全員と、月間ベストゴールに選んでくれた方々へ感謝したいです。間違いなく、このゴールは自分自身、家族、サポーター、サッカーを愛する人々の心に永遠の記憶として残るだろうと思います。心から感謝しています、ありがとうございました」と感謝の言葉を残している。

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