リーグ8連覇の王者ユベントスが監督交代へ 3連覇に導いた名将コンテを再招聘か
今季CLベスト8敗退、アッレグリ監督から指揮官交代を決断と現地メディア報道
イタリア王者ユベントスが、来季に向けての監督交代を決断したという。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じた。
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ユベントスはすでに今季のリーグ戦で優勝を決め、前人未到の8連覇を達成した。そのうち今季までの5連覇は、マッシミリアーノ・アッレグリ監督の下で成し遂げている。しかし、クラブの念願であるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の優勝には手が届かず、今季も準々決勝で敗退となった。
アッレグリ監督とクラブの契約は来季まで残っているものの、記事によるとアンドレア・アニエッリ会長とパベル・ネドベド副会長、ファビオ・パラティチSD(スポーツ・ディレクター)、現在の3トップと言える幹部会談の結果、監督交代が最良の選択であるという結論が出されたとしている。
さらに、ここ数日間の会議による結論は、前述の8連覇のうち最初の3連覇を成し遂げているアントニオ・コンテ氏の監督への再招聘も最善の選択肢として決定したという。特にネドベド副会長とパラティチSDは、コンテ氏の手腕を高く評価していると伝えている。
コンテ氏は今季のプレシーズン開幕直後にチェルシーの監督を解任され、現在はフリー。来季に向けてローマやインテルが本腰を入れて監督への招聘を目指していると報じられている。
ユベントスにとってコンテ氏は唯一の選択肢ではないとしているものの、コンテ氏もまたユベントスからのオファーを待っているともしている。記事では、これからの短期間が最も重要だとしており、物事が大きく動く可能性を指摘している。
果たしてコンテ氏は、現役時代にもプレーした古巣に舞い戻ってCL制覇を最大目標とするイタリア王者を再び率いることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)