チェルシーのテリーに差し伸べられた手 ゾラが監督を務めるアル・アラビが興味

バティも所属した中東の雄

 イングランドプレミアリーグのチェルシーでキャプテンを務めるDFジョン・テリーは、チームが今季15位と低迷する中、個人としても定位置を確保できていない厳しいシーズンを送っている。そのブルーズの主将に、元チェルシーの名手が誘いの手を伸ばしているという。英紙「デイリー・ミラー」が報じた。

 34歳の闘将に対してオファーを検討していると伝えられたのは、現役時代にチェルシーで背番号「25」をつけてフリーキックの名手として知られたイタリアの“小さな巨人”こと、ジャンフランコ・ゾラ。現在カタールのアル・アラビSCで監督を務めるゾラは、最終ラインの強化を図るため、テリーを獲得したい意向を持っているようだ。

 2016年6月で契約の切れるテリーは、今季がスタンフォード・ブリッジで過ごす最後のシーズンになると予想されている。多くのチームが移籍金フリーでの獲得に興味を示しているといわれる。

 アル・アラビは、かつて元アルゼンチン代表FWガブリエル・バティストゥータも所属したことがある強豪。テリーがデビュー当時にチェルシーのスターだったゾラの導きで、中東の地に降り立つことになるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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