マンUポグバ、5位以下確定でレアル行き濃厚? 高額移籍金がネックも「移籍強行へ」
来季のCL出場権を逃し、去就報道が過熱 ポグバの移籍願望も強まる!?
マンチェスター・ユナイテッドは、5日に行われたプレミアリーグ第37節のハダースフィールド戦に1-1で引き分け、2018-19シーズンを5位以下で終えることが確定した。これにより来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場への道は閉ざされ、フランス代表MFポール・ポグバのレアル・マドリード移籍報道が過熱している。
スペイン紙「AS」は、ユナイテッドは主力選手たちとの契約に、クラブがCL出場権を逃した場合、給料が25%カットされる条項を盛り込んでいると言及。現代サッカーで最高峰の舞台とされるCLで戦えないだけではなく、給与面でも気持ちが移籍に傾くのではないかと触れている。
また、英紙「テレグラフ」は、レアルへの移籍を希望しているポグバにとっての障壁は、ユナイテッドとの間にある1億6000万ポンド(約232億円)の違約金だと指摘している。ユナイテッドはポグバの売却に応じない姿勢を打ち出しているが、移籍を希望している現状も承知している。今後、彼の意に反して残留させ、不満を抱えたまま保有し続けるべきかを判断しなければならない。実際10カ月前には、バルセロナへの移籍を希望した彼を残したことで、当時クラブを率いていたジョゼ・モウリーニョ監督と衝突する結果になっている。
ユナイテッドとポグバの間には2年の契約が残っている上に、クラブは1年の契約延長オプションも保有している。ユベントスやPSGも獲得に乗り出しているとされるが、ポグバ自身はジネディーヌ・ジダン監督の下でプレーすることを希望しているという。記事では、「すでにポグバに不満を抱えている選手がいるなかで、オレ・グンナー・スールシャール監督やコーチ陣は、気持ちが移っている選手がロッカールームに与える影響を考慮しなければいけない」と、伝えている。