レアル15歳MF中井卓大、華麗なスキル披露 相手2人に挟み撃ちも“スルリ足技”で打開

レアル・マドリードの下部組織カデーテAに所属するMF中井卓大【写真:松岡健三郎】
レアル・マドリードの下部組織カデーテAに所属するMF中井卓大【写真:松岡健三郎】

AZ・U-16との練習試合で中井が先発出場、左右から囲まれた場面でテクニックを発揮

 15歳MF中井卓大が所属するスペインの名門レアル・マドリードの下部組織カデーテA(U-16)が現地時間4日、オランダのAZアルクマールU-16とトレーニングマッチを行い1-1と引き分けた。中盤の一角で先発した中井は後半17分にピッチから退いたが、華麗な足技で相手2人を翻弄するなどテクニックの高さを見せつけた

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 カデーテAは4月27日の第27節でアルコルコンに3-1で勝利し、リーグ優勝を飾った。“ピピ”の愛称で親しまれる中井がチームメートらと喜びを分かち合い、クラブ公式ツイッターは「カンピオーネ(チャンピオン)」と熱唱する動画を公開。「おめでとう! #中井卓大」と祝福した。

 そんなレアルとAZのU-16が対戦。試合は前半19分、AZに先制点を奪われる展開となるも、後半27分にレアルが同点弾を決めて1-1のドローに終わった。

 8番を背負うレアルの中井はAZ戦に先発出場し、中盤でボールを散らしながら攻撃を組み立て、守備では素早いプレスで何度もボールを奪取。後半に自陣中央で横パスを受けた際、左右から相手2人の挟み撃ちに遭うも、華麗な引き技でスルリとボールを逃がしてプレスを回避するなど、卓越したスキルを発揮した。

 近い将来、日本サッカー界をけん引する1人として注目を集める中井。世界的名門クラブの下部組織で日々、研鑽を重ねている。

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