マンUが新GK探しに奔走 ナバス放出容認のレアル、狙いは“ポグバ獲り”と英紙報道

レアル・マドリードGKナバス【写真:Getty Images】
レアル・マドリードGKナバス【写真:Getty Images】

移籍報道が絶えないデ・ヘア 後釜候補にオブラク、ナバスらが浮上

 マンチェスター・ユナイテッドが、レアル・マドリードのコスタリカ代表GKケイラー・ナバスを獲得する可能性が浮上している。スペイン代表GKダビド・デ・ヘアの去就が不透明な状況のなかで、ユナイテッドが新GK探しに動いていることや、ナバスの放出を容認する構えだというレアルの思惑について、英紙「デイリー・テレグラフ」が報じている。

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 ユナイテッドのゴールマウスには、2011年からデ・ヘアが不動の存在として君臨してきた。しかし、新契約の延長交渉は進展を見せず、現在は移籍報道が絶えない。特に今季終盤戦は失点に直結するミスを連発するなど不安定なパフォーマンスが続いていることから、噂は過熱気味だ。今夏にはフランス王者パリ・サンジェルマン(PSG)が獲得に動くと報じられている。

 記事によれば、ユナイテッドはデ・ヘアの後釜として、アトレチコ・マドリードのスロベニア代表GKヤン・オブラクに照準を合わせているという。ナバスに関しては、現時点でユナイテッドが関心を示しているかどうかはまだ明確なものではないものの、スールシャール監督はクラブが複数選手の代理人と接触していると認めている。

 一方で、レアルはベルギー代表GKティボー・クルトワをレギュラーと見定めたことから、夏にはナバスの放出を容認する構えだ。仲介人にナバスの移籍先となりそうなイングランドのクラブを探すように指示しており、その候補にユナイテッドが挙がっているため移籍の可能性が指摘されている。

 そして、レアルにはトップターゲットの一人であるフランス代表MFポール・ポグバの獲得に近付こうという思惑があるようだ。ナバスの譲渡を取引の一部としてポグバを獲得できるのであれば、クラブとしては万々歳だという。

 14年からレアルでプレーし、UEFAチャンピオンズリーグ3連覇などに貢献してきたナバスだが、2015年夏にはデ・ヘアとのトレードでユナイテッド移籍が目前に迫っていた。この時は移籍期限内に手続きが完了せずに破談し、レアル残留を熱望していたナバスは涙を流して喜んだという。“白い巨人”に忠誠を誓う守護神だが、4年の時を経て、再びユナイテッド移籍の可能性が取り沙汰されている。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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