「言わなくても分かっているよね」 メッシ、引退表明の元同僚シャビに送った惜別の言葉
現役生活にピリオドを打つ“盟友”へメッシが送った言葉 「君のすべてが僕たちの助け」
アル・サッドの元スペイン代表MFシャビ・エルナンデスが今季限りで現役を引退することを表明。これを受け、バルセロナ時代に同僚だったアルゼンチン代表FWリオネル・メッシも「このユニフォームを共有できたことを誇りに思う」と惜別のメッセージを送っている。
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スペイン代表の黄金期を支える絶対的な司令塔として君臨していたシャビは、同国初のワールドカップ(W杯)優勝、2度のEURO制覇に貢献。バルセロナでも“ティキ・タカ”と呼ばれたパスワークの舵取りを担い、8度のリーガ・エスパニョーラ制覇と4度のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝を達成している。スペインサッカー史に名を刻む存在となった。
下部組織からバルセロナに所属し、1998年にトップデビュー。17シーズンにわたってチームをけん引した後、2015年にカタールへと新天地を移したが、今季限りで現役生活にピリオドを打つ決断を下した。これを受け、元同僚のメッシは2ショットの写真を添え、惜別のメッセージを送っている。
「シャビ。多くの年月、多くの経験をこのユニフォームで共有できたことを光栄に思う。あなたがここを去ると決めた最初の日から僕たちは君を恋しく感じていたのが実情さ。ピッチの内外を問わず、君のすべてが僕たちの助けとなった。僕が君の次なるステージが最良のものとなることを願っていることなんて、言わなくても分かっているよね。君は、これからサッカー界で目指すあらゆる成功を達成し続けると確信している。熱いハグを送るよ!」
コメント欄には「シャビの思いはメッシへと引き継がれている」「2人の史上最高」「愛すべき師弟関係」「いつかバルセロナの監督に!」とファンから反響が寄せられている。シャビは今後、指導者としてのキャリアを目指すと報じられているが、ピッチ上の指揮官として高い評価を受けていたレジェンドの成功を、メッシは信じて疑わない様子だった。