浪人GK川島、大逆転のレスター入りの可能性は? 主力GK2人のアクシデント次第か

辛苦の浪人生活に希望の光

 レスター・シティのクラウディオ・ラニエリ監督が、練習参加している現在無所属のGK川島永嗣を近い将来獲得する可能性を示唆した。地元紙「レスター・マーキュリー」が報じている。

 昨季限りでスタンダール・リエージュと契約満了になった川島は、欧州のクラブからのオファーを待ちながら、浪人生活を送っている。セリエBノヴァーラや、ベルギーなどでトレーニングを続けているが、希望するオファーが届かぬまま辛苦の時間を過ごしてきた。

 しかし、ここにきて追い風が吹いてきたようだ。日本代表FW岡崎慎司の所属するレスターでの練習参加にこぎつけたのだ。そして、ラニエリ監督は「現時点ではノーだが、絶対にないとは言えない」と語った。

 川島は浪人生活に突入するまで、日本代表のレギュラーとして活躍してきた。そのため、プレミアリーグでプレーするEU圏外の選手にとって最大のハードルである英国での就労ビザの獲得に支障はない。英語、イタリア語に堪能な川島は新天地への適応にも問題はないだろう。

 レスターの正守護神はデンマーク代表GKキャスパー・シュマイケルで、43歳の大ベテランの元オーストラリア代表GKマーク・シュウォーツァーがベンチに控えている。第3GKのベン・ハマーはブリストル・シティに期限付き移籍中のために、シュマイケルか、シュウォーツァーが故障時には、川島は大逆転の契約を手にできるかもしれない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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