ジダン直伝? レアルMF、華麗な“浮き球美技”をリーガ公式称賛「セクシーな一手」
スペイン代表MFセバージョスがラージョ・バジェカーノ戦で披露したスキルに脚光
リーガ・エスパニョーラは現地時間4月27日にバルセロナの通算26回目の優勝が決まったが、リーグ公式ツイッターは翌日に行われたラージョ・バジェカーノとレアル・マドリードの一戦で飛び出した美技にフォーカス。「ジダンから学んできた」「セクシーな一手」と22歳の逸材を称えている。
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レアルは3月11日にジネディーヌ・ジダン監督の再登板が決定。名将の帰還で反撃ムードこそ漂ったが、序盤につけられた大差を詰められず、ライバルであるバルセロナにリーグ2連覇を許した。
4月28日のリーガ第35節ラージョ・バジェカーノ戦も0-1で敗れたなか、先発出場した加入2年目のスペイン代表MFダニ・セバージョスが見せたテクニックにスポットライトが当てられている。
自陣でパスを受けようとしたセバージョスに対し、ラージョ・バジェカーノのスペイン人DFティトが猛然とプレッシャーをかける。すると、セバージョスは相手に背を向けながら、転がってきたボールの下に右足を入れ、アウトサイドでボールを浮かせて巧みにティトと入れ替わってみせた。
リーガ・エスパニョーラ公式ツイッター英語版は、「セバージョスはジダンから学んできた」と現役時代にテクニシャンとして鳴らし、今はチームを率いるジダン監督を引き合いに出し、相手の頭上にボールを通す美技“シャペウ”を紹介。別の投稿では「セバージョスからセクシーな一手」と称えた。
加入1年目の2017-18シーズンはリーグ戦12試合2得点に終わったが、今季は23試合3得点を記録し、プレー時間も約4倍と活躍の場を手にしつつある。タイトルを逃したレアルはオフに大型補強に乗り出すと囁かれているが、22歳のセバージョスは熾烈な競争に生き残れるだろうか。