香川が衝撃の3アシスト! 相棒ロイスとの黄金ホットライン復活で快勝劇を導く

オーバメヤンが公式戦2戦連続ハットトリック

 一方、アウクスブルクは後半開始早々から2人を代えて、反撃に出る。後半4分には早速、途中投入されたMFヴェルナーのFKから、FWボバディージャがヘディングで決めて1点を返したが、ドルトムントも攻撃の手を緩めない。同7分には、カストロのパスから2アシストの香川がDFラインの裏へ飛び出す。このシーンは中央へ折り返した際にGKと接触しファウルの判定となった。

 その5分後にもギンターのクロスをエリア内で受け、右足を振り抜いたがシュートは枠外。ネットを揺らすまでは至らないものの、ゴール前へ積極的に顔を出す、香川らしさ全開のプレーで好調をアピールした。

 後半30分、アウクスブルクは韓国代表FWチ・ドンウォンを投入し、3枚の交代枠を使い切る。一方のトーマス・トゥヘル監督も、ベンダーに代えてバイグル、カストロに代えてヤヌザイを投入した。

 後半40分には香川のパスを左サイドで受けたFWラモスが左足でシュート。このシュートは枠を逸れたが、韋駄天オーバメヤンが驚異的なスピードで反応して押し込み追加点。オーバメヤンはロイスに続いて、”ドッペルパック”を記録した。

 だが、ドルトムントのゴールショーはこれで終わらなかった。後半アディショナルタイム、香川がエリア内でDF4人を引きつけて、フリーのオーバメヤンへラストパス。シュートは一度DFにブロックされたが、しっかりと押し込んでダメ押しゴール。香川はこれで3アシスト目となった。また、ELのガバラ戦に続く公式戦2試合連続ハットトリックで、「オーバ」の愛称で知られるストライカーは今季の公式戦のゴール数を20にまで伸ばした。

 

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