「目を奪うグレイテスト・ショー」 レアル19歳の“魔法テクニック”にリーガ公式も脱帽
新星ディアスがヘタフェ戦で披露した華麗なスキルをリーガ公式が動画で公開
レアル・マドリードは現地時間28日に行われたリーガ・エスパニョーラ第35節で、ラージョ・バジェカーノと対戦し、0-1で敗戦。前節まで最下位に沈んでいた相手に痛恨の黒星を喫することになったが、途中出場した19歳MFブラヒム・ディアスは存在感を発揮していた。リーガ公式インスタグラムは、そんな輝きを放ったディアスが前節ヘタフェ戦(0-0)でスタメン出場を飾った際に見せた華麗なテクニックを1本の動画にまとめ、公開している。
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ヘタフェ戦でも攻め込みながら無得点に終わったレアルだったが、右ウイングで先発した左利きのディアスは“違い”を生み出す華麗なテクニックを見せた。マーカーに背を向けた状態でボールを受けると、ターンしながら逆足の足裏でボールを転がして股抜きを成功させれば、ロングフィードに対し正確な空中クロストラップを披露。さらに、浮き球に対しゴールに背を向けた状態で空中トラップをすると、バウンドをさせずに左足でボールを相手の頭越しに浮かせて華麗に抜き去った。
リーガ公式インスタグラムは「ディアスは魔法を持っている」と文章を添え、類稀なスキルを動画で公開すると、コメント欄では「イスコの持つ魔法に似ている」「アメージングだ!」「圧倒的な驚き」「この若者は驚異の存在となる」「目を奪うグレイテスト・ショー」「まさにマシンだ」「現時点ではイスコの魔法のほうが強力だが、ディアスにも確かな魔法が備わっている」など、ファンの間でも大きな反響を呼んでいた。
ラージョ・バジェカーノ戦で今季のリーグ戦10敗目を喫したレアルだが、ディアスが途中交代でピッチに立った時間は約30分間。試合開始から相手守備陣を上手く打開できない状況が続いていただけに、ディアスがスタメンで出ていればと感じていたファンも、少なくなかったのかもしれない。