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岡崎の相棒FWに熱視線 リバプールとトットナムが獲得を目指して争奪戦か
人気急上昇中のヴァーディ 運動量も魅力
リバプールとトットナムが、来年1月以降の移籍市場でレスター・シティのイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディの獲得を巡る争奪戦を展開する可能性が浮上している。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。
ヴァーディは今季リーグ10ゴールで、得点ランク首位に立っている。2012年に当時カンファレンス・ナショナル(5部相当)のフリートウッド・タウンFCから100万ポンド(約1億9000万円)の移籍金でレスターに加入。今季は日本人男性に向けた人種差別発言で社会問題を起こしたが、謝罪するなどの更生ぶりを見せ、イングランド代表に選出されるほどの活躍を見せている。すでに国際Aマッチ4試合に出場しているシンデレラボーイだ。
関係者によると、絶好調の28歳のストライカーに対し、リバプールとトットナムがスカウティングを続けているという。ヴァーディには決定力以外にも、両クラブが求める武器がある。クラウディオ・ラニエリ監督が要求しているため、前線からの豊富な運動量で強烈なプレッシャーを続けている。
リバプールのユルゲン・クロップ新監督はゲーゲンプレスと呼ばれる前線からのプレッシングをトレードマークにしている。トットナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督もプレミア屈指の運動量の多いクラブとして知られている。
ヴァーディはどちらの監督にとっても、喉から手が出るほど必要な人材だ。リーグ5位と躍進しているラニエリ監督は1月の移籍市場で主力の全員残留を熱望している。ゴールラッシュで移籍市場の目玉となった日本代表FW岡崎慎司の相棒の去就に、大きな注目が集まっている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images