イカルディが戦略変更? 代理人の“お騒がせ妻”が残留主張「来年もインテルに留まる」

イカルディ(左)の妻であり、代理人を務めるワンダ・ナラ氏(右)【写真:Getty Images】
イカルディ(左)の妻であり、代理人を務めるワンダ・ナラ氏(右)【写真:Getty Images】

クラブとの関係が崩壊したイカルディの代理人ワンダ・ナラ氏 突如“インテル愛”を語る

 インテルのアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディは契約延長を巡ってクラブと行き違い、キャプテンを外されたり、登録メンバー外となる事態に発展した。だが、ここにきてイカルディと代理人で妻のワンダ・ナラ氏は戦略を変更したと、イタリアのサッカー専門サイト「カルチョメルカート・コム」が報じている。

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 記事ではイカルディの置かれた現状について、「ジュゼッペ・マロッタCEOの介入でクラブへの復帰を仲裁されたが、その間にクラブは確実なものを得た」と伝えている。その確実なものとは、今季加入した21歳のアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスで、クラブは来季以降のプロジェクトにイカルディは必要ないという考えを持っているようだ。

 そういったクラブの動きを察知したのか、ワンダ・ナラ氏はSNSで「私たちは来年もインテルにとどまる」と主張し始めている。これまでは盛んにクラブ批判を繰り返していたが、急に“インテル愛”を連発。この“手のひら返し”はイカルディ夫妻の戦略の変更だと、考察している。

 イカルディの去就に関しては、パリ・サンジェルマンやレアル・マドリードが獲得を狙っていると噂されていた。最近ではナポリがイタリア代表FWロレンツォ・インシーニェとのトレードを提案したと言われているが、インテルはトレードするならローマのボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコが良いと主張しているようだ。

 そういった移籍の噂が流れるイカルディだが、来季に向けて指揮官交代があると見越していて、新監督に希望を託して残留する戦略に切り替えたようだ。常にお騒がせ妻の代理人とセットで話題を振りまいてきたイカルディは、関係が崩壊しているインテルに残留できるのだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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