ノルウェーの神童、レアルから移籍視野と現地報道 「次のステップに進む準備できた」
エデゴーは期限付き移籍しているフィテッセで成長 「CLでプレーしたいが…」
ノルウェーの神童と呼ばれ、16歳でレアル・マドリードの門を叩いたノルウェー代表FWマルティン・ウーデゴールは、期限付き移籍先のフィテッセで飛躍的な進歩を遂げたと感じ、「次のステップに進む準備ができた」と移籍を視野に入れていると明かした。オランダ紙「テレグラーフ」が報じている。
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ノルウェーの国内リーグで史上最年少デビューを飾り、16歳の若さでレアルと6年の大型契約を結んだウーデゴール。2015年に16歳157日でリーガ・エスパニョーラデビューを果たしたことで今後が期待されたが、なかなかスタメンに定着できず、2016-17シーズンから2年間はオランダ1部のヘーレンフェーン、今季はフィテッセへレンタル移籍していた。
そんな若き才能は、ついに今年ブレイク。ここまで公式戦31試合で8ゴール6アシストと結果を残すなど飛躍のシーズンを送り、来季以降の動向が注目されている。
ウーデゴールは「テレグラーフ」紙に対し、「シーズンが終わったら決断を下す。自分が成長を続けるために最適な場所を判断する」とコメント。また、「次のステップに進む準備ができた。僕はプレーヤーとして成長していきたいんだ」と語ったことで、移籍を視野に入れているのでは、と伝えている。
保有権を持つレアルのジネディーヌ・ジダン監督は、ウーデゴールが決定を下す前に、今夏に一度クラブへ戻ってきてプレーを見たいと考えているようだ。しかし、かつて15年にレアルではなくアヤックスに移籍するのが得策だったと示唆したことがあったように、ウーデゴールはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で躍進するオランダの強豪に移籍したい思いもある様子。アヤックスも2000万ユーロ(約25億円)のオファーを準備していると伝えられており、スター選手獲得のために資金を調達したいレアルからすれば、ウーデゴールの移籍を容認する可能性はあるだろう。
「CLでプレーしたいが、急ぐ必要はない。僕は20歳だ。十分な時間がある」
果たして、元神童は今夏どのような決断を下すのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)