ユーベ会長、CL敗退もアッレグリ監督続投明言 「未来について話し合う場を設ける」
2戦合計2-3で敗退決定 アニエッリ会長はアヤックスを称賛「彼らは勝利に値した」
イタリア王者ユベントスは、現地時間16日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝第2戦、アヤックス戦で1-2の敗戦を喫し、2戦合計2-3で敗退が決まった。一方で、アンドレア・アニエッリ会長はマッシミリアーノ・アッレグリ監督の続投を明言している。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。
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ユベントスはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがCKから先制のヘディングシュートを決めたものの、そこから逆転される試合展開で敗退に追い込まれた。アニエッリ会長は「私たちは今大会の本命の1つではあったが、彼らは勝利に値した」と、アヤックスの戦いぶりを称賛した。
一方で、アッレグリ監督の去就について問われたアニエッリ会長は続投を明言している。
「まだ契約は1年間残っているし、彼とチームの未来について話し合う場を設けるだろう。もちろん、(ファビオ・)パラティチ(スポーツディレクター)もユベントスでの将来を保証している」
また、アッレグリ監督もアニエッリ会長と現地時間14日の時点ですでに会談したことを明かし、「近日中にチームの将来的な計画について話し合うだろう。すでにユベントスに残るということは伝えている」と、自身も続投への意欲があることを話した。
ユベントスはすでに、リーグ戦残り6試合で2位ナポリと勝ち点17差という極めて有利な立場を手にしている。一方でイタリア杯はすでに敗退しているだけに、残りのシーズンへのモチベーションは難しく話題性も小さい。そうしたなかでは監督人事や選手の移籍問題がメディアの話題の中心になることが避けられないだけに、先にそうした雑音をシャットアウトしにかかっているという受け取り方もできる。
アッレグリ監督の就任からCLでは今季含め5シーズン連続で決勝トーナメント進出し、2回の決勝進出も果たしているが、またしても1996年以来の欧州王者奪還は叶わなかった。それでも、イタリアの名門はアッレグリ監督とともに来季、CL優勝の野望へ再チャレンジする方針を固めている模様だ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)