レアルFWベンゼマ、ノールックで美技! 高速ダブルタッチを海外称賛「美味しいパス」
同点で迎えた後半40分、圧巻テクニックでマルセロのシュート演出も勝ち越しならず
レアル・マドリードは現地時間15日、リーガ・エスパニョーラ第32節レガネス戦で1-1と引き分けた。元フランス代表FWカリム・ベンゼマは同点ゴールを決めたが、スペインメディアはブラジル代表DFマルセロのシュートを演出した美技を「美味しいパス」と報じている。
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敵地に乗り込んだレアルだったが、前半45分に先制を許してしまう。しかし、1点ビハインドの後半6分、レアルはクロアチア代表MFルカ・モドリッチのスルーパスに反応したベンゼマがダイレクトシュート。一度は相手GKに弾かれたが、こぼれ球にいち早く詰めてゴールネットを揺らした。
そして、同点のまま迎えた後半40分、ベンゼマはペナルティーアーク内で右側からの横パスを受けると、左足でトラップすると同時に、ボールを見ないまま右足で左方向へ。ペナルティーエリア内に駆け込んだベンゼマが左足でダイレクトシュートを放ったが、惜しくも相手GKの正面に飛んでしまい、勝ち越しゴールとはならなかった。
それでも、スペイン紙「AS」は「彼は調子が良いので、すべてをあえて自分でやる。フランス人ストライカーはマルセロを助けるために美味しいパスを見せた」と動画付きで報じている。
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがユベントスに去ったなか、ベンゼマやウェールズ代表FWギャレス・ベイルはその穴を埋め切れずに批判を浴びてきたが、ベンゼマは過去3年で最多となる18得点をマークしており、意地を見せている。