アザールがレアル移籍を決断か フランス紙がロンドンでの生活に幻滅と報道

昨季MVP獲りへ、移籍金最高額の更新は必至か

 チェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールが、今季終了後にレアル・マドリードへ移籍することを決断したと、フランス地元紙「レキップ」が報じている。

 アザールは昨季、チェルシーのプレミアリーグ制覇の原動力となり、リーグMVPに輝いた。だが今季は無得点で、17日のアストン・ビラ戦ではジョゼ・モウリーニョ監督から守備面での貢献度の低さを指摘され、先発を外されていた。20日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのディナモ・キエフ戦では先発に復帰したが、レアルのフィオレンティーノ・ペレス会長が「今後10年間で世界最高の選手になる」と評価するなど、アザールのスペイン移籍に関する報道は過熱する一方だった。

 新たなレポートによると、アザールはすでにロンドンでの生活とフィジカルコンタクトの激しいプレミアリーグに幻滅し、レアル移籍を熱望。家族や代表の同僚には、レアル移籍の意向を明らかにしているとレポートされている。

 起用法を巡り、アザールと溝が生まれてしまったモウリーニョ監督は、「足一本につき移籍金は1億ポンド(185億円)」と語るなど、移籍金はサッカー史上最高額の370億円との見解を示している。

 

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