チェルシーで先発落ちの昨季リーグMVP 獲得を狙うレアルが攻勢に出るか

アザールの才能をレアル会長が高く評価

 レアル・マドリードが今季終了後の移籍市場で、チェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールの獲得に動く可能性が高まっている。スペインサッカー専門サイト「fichajes.net」が報じた。

 レアルのフィオレンティーノ・ペレス会長は、アザールを「今後10年間で世界最高の選手の1人になる」と高く評価し、移籍金高騰で獲得が困難になる前にチェルシーに攻勢をかける方針を固めたという。レアルのラファエル・ベニテス監督は、アザールがリールからチェルシーに移籍した1年目の2012-13シーズンに、暫定監督として指導した経緯もある。

 アザールは昨季、チェルシーをリーグ優勝に導く活躍を見せプレミアリーグ最優秀選手に選出された。だが、17日のアストン・ビラ戦では守備面での貢献の低さから先発を外され、チームは2-0で勝利した。ジョゼ・モウリーニョ監督は今後もアザールを先発で起用しない方針を示唆しており、チェルシーで出場機会を失い続けるようなことになれば、”白い巨人”にとっては好都合かもしれない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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