クロップが求める人材とは ユベントスが誇るイタリア代表MFに43億円を準備か!?

マルキージオがクロップ好みの選手

 リバプールの新指揮官に就任したユルゲン・クロップ監督は、1月の移籍市場に向けてイタリアにも補強の目を向けているという。英紙「サンデー・ミラー」が報じている。

 そのターゲットとは、イタリアセリエAを4連覇中のユベントスの中盤で中心的な存在を担うイタリア代表MFクラウディオ・マルキージオだという。豊富な運動量を持ち、アンカーからサイド、トップ下に至るまで、中盤ならどこでもできるユーティリティープレーヤー。また、左右両足から放たれる強烈なミドルシュートも持ち味だ。

 一方で、同紙はユベントス下部組織からの生え抜きであり、「プリンチピーノ(小さな王子)」の愛称を持つ実力派MFの獲得が難しいことも指摘している。リバプールは移籍金として3200万ユーロ(約43億円)を用意しているといわれている。だが、契約を2020年6月まで残していることもあり、実現の可能性は大きくないだろうとも報じている。

 今季リーグ開幕8試合で2勝3分3敗と出遅れているユベントスにとって、中心選手を冬の移籍市場で売却するのは現実的な話ではない。しかし、クロップ監督が運動量と技術を併せ持ったMFの補強を望んでいることは確かなことのようだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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