「史上最高の監督トップ50」を仏誌が選出 伝説の名将、日本で指揮した人物も…

日本に馴染みのある監督もランクイン 「日本サッカーの父」クラマー氏は40位

 新旧問わず錚々たる顔ぶれが並ぶトップ50のなかで、日本に馴染みのある監督もランクインしている。それは40位に入った「日本サッカーの父」と称されるデットマール・クラマー氏。そして、もう一人が名古屋グランパスでの指揮経験がある前アーセナル監督のアーセン・ベンゲル氏で、32位にランクインした。

 デットマール・クラマー氏は1964年の東京五輪に向けた強化のため、60年に日本サッカー協会に招聘されて来日。後にJFA会長となる長沼健氏や岡野俊一郎氏らを指導し、その後の日本サッカーに多大なる影響を与えている。そして、教え子だった釜本邦茂氏や杉山隆一氏らが中心となった1968年メキシコ五輪での銅メダル獲得に貢献した人物である。“日本における史上最高の指導者”をランキングするなら、間違いなく上位に入るほど日本サッカーへの功績は大きい。

 昨シーズンでアーセナルの監督を退任したベンゲル氏も、日本にとっては忘れられない人物だ。フランスからやって来た指揮官は1995年に下位に低迷していた名古屋グランパスの監督に就任すると、初年度で天皇杯を制覇。クラブの悲願だった初のタイトルをもたらした。その翌年にはアーセナルに引き抜かれてしまうが、わずかな在任期間で残した功績とインパクトは大きかった。その後、22シーズンにわたりプレミアリーグを舞台に戦い、リーグ優勝3回、FAカップ7回など数多くのタイトルを獲得したことでも知られている。

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