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「史上最高の監督トップ50」を仏誌が選出 伝説の名将、日本で指揮した人物も…
フランス誌が監督について特集 1位は“トータルフットボール”の創始者
フランスの老舗サッカー専門誌「フランス・フットボール」が、「史上最高の監督トップ50」を発表した。マンチェスター・ユナイテッドを27年間率いたアレックス・ファーガソン氏、ヨハン・クライフ氏など錚々たる顔ぶれが名を連ねるなかで、オランダ代表で「トータルフットボール」を確立したリヌス・ミケルス氏が1位に輝いた。
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バロンドールを創設したことでも知られる「フランス・フットボール」誌は、「史上最高の監督トップ50」と題した特集記事を掲載。史上最高の監督を決めるにあたって同誌は、クラブで勝ち得たタイトル、後の試合に残された足跡や遺産、個性を選考基準としたが、キャリアの継続性と影響力も加味されることになったと主張している。
そして、1位に選ばれたミケルス氏については、「1960年代半ばに“トータルフットボール”という規律を定義づけし、サッカーに革命を起こした。美しいゲームに対して影響力があり、すべての岐路となった。90年代にはクライフ氏が切り開き、今日ではジョゼップ・グアルディオラ監督が体現している」と、その選考理由を挙げている。
このランキングを受けて、世界各国のメディアも反応を示している。英紙「スポーティングライフ」は、「サー・アレックス・ファーガソンとペップ・グアルディオラがトップ10入り」と見出しを立てて、そのランキングの全容を公開している。
また、スコトッランド紙「スコッツマン」は2位のファーガソン氏をはじめ、10位に入ったリバプールなどで監督を務めたビル・シャンクリー氏、11位になった“ミュンヘンの悲劇”の際にマンチェスター・ユナイテッドの監督だったマット・バスビー氏、31位にランクインしたセルティックやスコットランド代表監督歴のあるジョック・ステイン氏など、地元の名将についてその経歴と合わせて順位を紹介している。