元海外助っ人Jリーガー、ファンと感動的交流が話題 「美しい」「フットボールの本来の姿」
C大阪と大宮でプレーしたFWピンパォン、少年ファンとのエピソードに母国ブラジル注目
かつてセレッソ大阪と大宮アルディージャでプレーしていたブラジル人FWホドリゴ・ピンパォンを覚えているだろうか。今は母国のボタフォゴに所属し、主にウイングとしてプレー。昨季はチームのコパ・スダメリカーナ準々決勝進出に貢献した。今季、ボタフォゴでの4シーズン目を迎えている。
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そんなピンパォンの心温まるエピソードが、ブラジルで話題となっている。ブラジル大手テレビ局「グローボ」が紹介した。
始まりは、ピンパォンファンに向けてバースデーメッセージを送る映像だった。送り先はボタフォゴのファンで、ダウン症を患う15歳の少年ガブリエルくん。映像自体はシンプルなものだったものの、そのメッセージを受け取ったガブリエルくんが飛び跳ねながら喜ぶ姿が、SNSを通してピンパォンまで届いたのだ。その喜び方にピンパォンは「心を動かされた」という。
「この感動は言葉にならないよ。僕たちは毎日、数本のメッセージ映像を撮っているけど、反応を知る方法がないし、誰に向けてなのかも分からないことがほとんどだ。今回、彼が喜んでくれる映像を見て、僕は本当に心を動かされた。妻にも言ったよ。『彼のために何かしなければならない』ってね。子供たちの幸せに貢献できるのは、本当に嬉しいことだから」