メッシ欠場に対戦相手がガッカリ? 契約には“ベストメンバー規定”とスペイン紙報道

代表からの離脱が決まったFWメッシ【写真:Getty Images】
代表からの離脱が決まったFWメッシ【写真:Getty Images】

22日のベネズエラ戦でメッシが負傷 モロッコ協会が離脱の判断に疑問呈する

 バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、現地時間22日に行われた国際親善試合ベネズエラ戦(1-3)で、ロシア・ワールドカップ(W杯)以来となる代表復帰を果たし、6月に開幕するコパ・アメリカでのタイトル獲得に向けて第一歩を記した。

 ただ、この試合で鼠径部に痛みを覚えたメッシは代表を離脱。これにやや納得がいかない様子なのが、26日にアルゼンチンと対戦予定のモロッコ代表だ。

 スペイン紙「マルカ」によると、今回のアルゼンチンサッカー協会(AFA)側の発表にモロッコサッカー協会が疑問を呈している。代理人からメッシが離脱したことを伝えられているそうだが、契約には「アルゼンチン代表はライオンズ(モロッコ代表の愛称)に対してベストの陣容となるチームを揃えるべき」との条項が設けられていたのだという。

 そのためモロッコサッカー協会は、AFA側に欠場理由を説明するように求めているとのこと。試合はモロッコのホームであるグラン・スタッド・ド・タンジールが会場となるため、いわばドル箱であるメッシがいないとなれば国内のサッカーファンの落胆が大きくなるのは必至。また、ベネズエラ戦ではフル出場を果たしたということもあり、負傷欠場と分かっていても納得がいかないのだろう。

 バルサでの終盤戦を控えるメッシに大事があっては、今度こそ優勝を目指したいコパ・アメリカに向けてAFAとしても大ダメージになりかねない。それもあって大事をとっての離脱と予想されるが、モロッコ側としては正直なところ、ガッカリという心境なのかもしれない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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