本田圭佑、「美しい」絶妙アシストで勝利に貢献 メルボルン・V、公式戦連敗「3」でストップ

チームの勝利に貢献したMF本田【写真:Getty Images】
チームの勝利に貢献したMF本田【写真:Getty Images】

第22節ブリスベン・ロアー戦、先発した本田のスルーパスから先制ゴール

 オーストラリア1部メルボルン・ビクトリーの元日本代表MF本田圭佑は、16日の第22節ブリスベン・ロアー戦に先発出場し、前半24分に4人の間を狙った絶妙なスルーパスを通して先制ゴールをアシスト。チームも2-1と勝利し、公式戦連敗を「3」でストップさせた。

 本田は12日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第2節のサンフレッチェ広島戦に出場。本田にとって初の国内凱旋試合となったなか、前半3分に被弾するも、後半26分にスライディングシュートを叩き込んで1-1に追いついた。しかし終盤に決勝弾を決められて1-2と惜敗している。

 リーグ第21節ニューカッスル・ジェッツ戦(0-2)、ACL開幕戦・大邱FC戦(1-3)に続き公式戦3連敗を喫していたメルボルン・Vだが、ブリスベン・ロアー戦で底力を見せつけた。その原動力となったのが本田だ。

 スタメンに名を連ねた本田は前半24分、敵陣中央でボールを受けると前を向いて左足を振り抜く。本田の前方には2人の相手が立つなか、相手最終ラインの間に走り込んだFWコスタ・バルバルセスにスルーパスを供給。4人の間を射抜くパスから最後はバルバルセスが流し込み、メルボルン・Vが先制に成功した。リーグ公式やクラブ公式ツイッターがすぐさまゴール映像を投稿。返信欄では「美しい」と称賛の声が上がっていた。

 さらに同39分にバルバルセスが追加点を奪ってメルボルン・Vがリードを広げ、前半を2-0で折り返す。後半早々の5分に被弾して1点差に詰め寄られたが、そのまま逃げ切ったメルボルン・Vが2-1と勝利した。

 負傷でリーグ戦9試合連続欠場など一時戦線から離脱していた本田だが、この日1アシストで貢献。リーグ戦13試合出場で6ゴール5アシストと結果を残すなか、日本人アタッカーの復調とともにチームも連敗を止めた。

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