森保ジャパン“第2章”へ アジア杯メンバーから「13選手入れ替え」の意図とは?

カタールW杯アジア予選を見据えても大きな意味を持つ「日本代表のベースアップ」

 もちろん、こうした土台を大きくする作業は、長丁場の戦いとなる2022年カタールW杯アジア予選を見据えても大きな意味を持つ。就任からわずか半年で臨んだアジアカップは、準優勝という結果とともに、初の公式大会という緊張感のなかで7試合を戦い、約1カ月間にわたって活動したことでチームとしての一つの軸ができた。MF南野拓実(ザルツブルク)やMF堂安律(フローニンゲン)、MF柴崎岳(ヘタフェ)といった主力を継続招集しながら、香川ら“新戦力”や負傷でアジアカップに参戦できなかったMF中島翔哉(アル・ドゥハイル)らを加え、いかなる融合を果たしていくのか。

「日本代表のベースアップを図り、これからの戦いにより結果を出せるメンバー編成を最終的にできるようにやっていきたい」と語る森保監督のチーム作りは、コロンビア、ボリビアという南米勢との3月2連戦から、「コアメンバーの拡大」というテーマとともに“第2章”へと突入していく。

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