プレミア勢がCLで復権! 10年ぶりに4チームが8強へ、ドイツ勢は13年ぶりの“全滅”

左からサラー、ラッシュフォード、ザネ、ケイン【写真:Getty Images】
左からサラー、ラッシュフォード、ザネ、ケイン【写真:Getty Images】

マンC、トットナム、リバプールはいずれもドイツ勢を破って準々決勝進出

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)は現地時間13日に、決勝トーナメント1回戦の全日程が終了した。昨季準優勝のリバプール(イングランド)と、12シーズン連続となる準々決勝進出を果たしたバルセロナ(スペイン)が新たに勝ち上がりを決め、ベスト8の顔ぶれが出揃った。2008-09シーズン以来にイングランド勢が4クラブ残った一方で、近年隆盛だったドイツ勢は13年ぶりにベスト16までで全クラブが敗退した。

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 大会3連覇中だったレアル・マドリード(スペイン)がアヤックス(オランダ)相手に2戦合計3-5で敗れる波乱が起きた今季のCL。そうしたなかで強さを見せたのは、イングランド・プレミアリーグ勢だ。

 マンチェスター・ユナイテッドはパリ・サンジェルマン(フランス)との激戦を制して勝ち抜けを決めた。そして、リーグ王者マンチェスター・シティはシャルケ、トットナムはドルトムント、リバプールはバイエルン・ミュンヘンと、いずれもドイツのクラブを倒してベスト8に駒を進めた。イングランドの高い壁を超えられず、ドイツ勢は全滅となった。

 データ会社「オプタ」によれば、CLでイングランドから4クラブが準々決勝に進んだのは2008-09シーズン以来となった。この年はバルセロナが優勝を飾ったが、その1年前の07-08シーズンがマンチェスター・ユナイテッドとチェルシーが決勝で対戦し、ユナイテッドがビッグイヤーを獲得している。10年ぶりにイングランド栄華の時代が到来した。

 そしてプレミア勢にその行く手を阻まれたのがドイツのクラブだが、1クラブも準々決勝に残れなかったのは05-06シーズン以来13年ぶりとなった。

 バルセロナがリヨン(フランス)を圧倒し、12シーズン連続準々決勝進出という貫禄を示したほか、ポルト(ポルトガル)がローマ(イタリア)を下して4季ぶりにベスト8に進出。16-17シーズン準優勝のユベントス(イタリア)もアトレチコ・マドリード(スペイン)に勝利して準々決勝に到達した。今季のベスト8の顔ぶれはイングランドから4クラブと、スペイン、イタリア、ポルトガル、オランダからそれぞれ1クラブという内訳となった。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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