香川は「日本の奇跡」 真骨頂の“劇的決勝ゴール”に止まない反響「最後の最後に…」

香川が途中出場から決勝ゴールを挙げる活躍を見せた【写真:(C)BesiktasJK】
香川が途中出場から決勝ゴールを挙げる活躍を見せた【写真:(C)BesiktasJK】

後半アディショナルタイムにドリブル突破から左足で強烈な決勝弾を突き刺す

 ベジクタシュのMF香川真司は、現地時間10日のリーグ第25節コンヤスポル戦で途中出場から決勝ゴールを挙げ、チームを3-2の勝利に導いた。鼠径部を負傷して前節を欠場したなか、後半アディショナルタイムに劇的な活躍を見せたヒーローを、地元トルコメディアも「日本の奇跡」と称えている。

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 試合は前半14分、セルビア代表FWアデム・リャイッチのゴールでベジクタシュが先制。同19分、コンヤスポルFWオメル・アリ・シャヒネルに被弾して追いつかれるも、同33分に相手ペナルティーエリア前で獲得したFKをトルコ代表FWブラク・ユルマズが沈め、ベジクタシュが2-1とリードした。香川は後半30分から途中出場したなか、直後に相手FWモリケ・フォファナに同点ゴールを奪われ、2-2と振り出しに戻る。

 ドロー決着の雰囲気が会場に漂い始めたなか、後半アディショナルタイムに香川が見せた。敵陣で元ブラジル代表DFアドリアーノがボールをカットすると、こぼれ球を拾った香川がドリブルでペナルティーエリアに侵入。小刻みなタッチをしながら左足を振り抜くと、強烈な一撃がゴール右隅に突き刺さり、香川の決勝弾でベジクタシュが本拠地で3-2と勝利した。

 逆転優勝を目指すベジクタシュにとって大きな一勝となったが、地元での反響はとどまることを知らない。試合直後、トルコメディア「SKOR」が「シンジ・カガワがベジクタシュに命を吹き込んだ」と伝えるなど称賛が相次いでいたが、トルコ紙「Takvim」も「日本の奇跡:シンジ・カガワ」と見出しを打って報じている。

「カガワ・シンジにゴールが飛び出した! 最後の最後にカガワのゴールがベジクタシュに勝ち点3をもたらした」

 ベジクタシュ移籍後5試合で3ゴールを挙げ、日本代表への復帰待望論も過熱している香川。現地時間16日のリーグ第26節ギョズテペ戦でのさらなる活躍に期待が懸かる。

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