ジェラード監督、優勝争い真っ只中の古巣リバプールに助言 掲げた“三箇条”とは?
「1人のサポーターとして優勝を望む」 プレミア制覇を狙うリバプールにOBがエール
スコットランド1部レンジャーズのスティーブン・ジェラード監督が、プレミアリーグで優勝争いを繰り広げる古巣リバプールに“アドバイス”を送った。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が伝えている。
1990年以来、プレミアリーグ移行後では初となる優勝を目指すリバプールだが、現地時間3日に行われたプレミアリーグ第29節でエバートンとの“マージサイドダービー”で得点を奪えずスコアレスドロー。昨年12月から死守してきた首位の座をシティに譲ることになってしまった。
ジェラード監督はリバプールでの現役時代、2013-2014シーズンに激しい優勝争いを展開。怒涛の11連勝で第35節終了時点では単独首位に立っていたが、第36節のチェルシー戦で自身のミスから先制点を与え、0-2で敗れた。チームはここから失速し、シティに優勝を奪われている。
シティとの優勝争い、シーズン終盤での首位転落など、当時との類似性を指摘されることもあるリバプールに対し、ジェラード監督はエールを送る。
「1人のサポーターとして、彼らが優勝してシーズンを終えられることを望んでいる。2013-14シーズンの一員としてアドバイスするなら、考え過ぎないこと。ただ楽しむこと。自分たちを信じることだね」
一方で「もし優勝を成し遂げたとしても、私の“傷”に変化はないだろう」と語り、13-14シーズンに経験した失望の大きさを表現。今度こそリバプールはシティとのマッチレースを制し、プレミアリーグの頂点に立つことができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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