ネイマール、柏レイソルを沈めた“若き日”の芸術的ミドル弾に再脚光 「最大の破壊力」
ネイマール、柏レイソルを沈めた“若き日”の芸術的ミドル弾に再脚光 「最大の破壊力」
パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールは、世界屈指の足元の技術を誇る。切り返しからの強烈なシュートは武器の一つとして知られているが、FIFA(国際サッカー連盟)公式インスタグラムは、サントス時代の若き日のネイマールがクラブワールドカップ(W杯)で決めた芸術的ミドル弾に再びスポットライトを当てている。
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ネイマールは現地時間1月23日に行われたフランス杯ベスト32のストラスブール戦(2-0)で負傷交代。右足第5中足骨骨折と診断され、10週間の離脱が伝えられている。現地時間6日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ベスト16第2戦マンチェスター・ユナイテッド戦も欠場したなか、チームはホームで1-3と敗れ、合計スコア3-3ながらアウェーゴール差で敗退。ピッチで崩れ落ちるチームメートの姿をスタンドから眺めることになった。
我慢の時を過ごす背番号「10」だが、FIFA公式インスタグラムは、ネイマールがサントスに所属していた2011年に日本で行われたクラブW杯の模様を公開。Jリーグ王者の柏レイソルと対戦した準決勝、当時19歳だったネイマールは前半19分、ペナルティーエリア手前でボールを受けると、巧みな切り返しで相手選手をかわし、力強く左足を一閃。鋭い弧を描くシュートをゴール左に突き刺した。
対峙したGK菅野孝憲(現・北海道コンサドーレ札幌)が一歩も動けない鮮やかなミドル弾には、「まだ未熟な頃のネイマールだが、最大の破壊力を誇っている」「世界へのプロモーションを行った」「トラクターのような重さを感じる一撃」と改めてファンから称賛が寄せられている。
ネイマールはその後、2013年にサントスからバルセロナへ移籍。世界的アタッカーへと飛躍を遂げ、17年からはPSGでエースの座に君臨しているが、柏相手に決めた芸術的なミドル弾はいまだ強く印象に残っているようだ。