レアルとのエル・クラシコでバルセロナを勝利に導く活躍にバルベルデ監督も脱帽

　バルセロナは現地時間2日、リーガ・エスパニョーラ第26節でレアル・マドリードとの“伝統の一戦”エル・クラシコに臨み、1-0で勝利した。国王杯（コパ・デル・レイ）に続いて宿敵を破ったバルセロナのエルネスト・バルベルデ監督は、この試合でもピッチ上で違いを生んだアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに対して「彼はある意味、異星人」とユーモアを交えながら絶賛している。衛星放送「ビーイン・スポーツ」が報じた。

　バルセロナとレアルは直近1カ月間で3度も対戦。バルセロナは国王杯準決勝のホーム＆アウェーの連戦を1勝1分で終えて決勝進出を果たすと、迎えたリーガでのクラシコは1-0で勝利し、レアルとの勝ち点差を12に広げた。

　しかし、勝って兜の緒を締めるバルベルデ監督は「レアルは多くの試合を連続して勝つことができるし、アトレチコ（マドリード）もそうだ」とタイトルレースが終わっていないことを強調。「相手が我々を尊重しているのと同じように、我々も相手を尊重している。残っている試合がたくさんあるのに、リーグ優勝について考え始めるのは馬鹿げている」と語り、今後も内容と結果をともにつかんでいくことが大事だと明かした。

　また、ピッチ上で違いを生み出すメッシに負傷の可能性があることに関して「大丈夫だ」と、メッシは問題ないことを主張。続けて、レアル戦でのパフォーマンスを絶賛した。

「彼は素晴らしいプレーを見せたし、試合に大きな影響を与えた。彼はある意味、異星人だよ。ボールを持つたびに、何か特別なことが起こるからね」

　7日には国王杯決勝を迎えるバルセロナ。再びメッシが特別な力を発揮することで、新たなタイトルを獲得することになるのだろうか。

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