モウリーニョがレアル時代の“バルサ撃破”回想 「コパ・クラシコ」へ古巣を激励

モウリーニョ氏が、レアル時代の“バルサ撃破”について回想した【写真:Getty Images】
モウリーニョ氏が、レアル時代の“バルサ撃破”について回想した【写真:Getty Images】

就任1年目の2010-11シーズン、リーガで大敗もスペイン国王杯決勝でリベンジ

 現地時間27日にスペイン国王杯準決勝、レアル・マドリード対バルセロナの「エル・クラシコ」第2戦が行われる。“コパ・クラシコ”とも表現されるこの一戦は、カンプ・ノウでの第1戦を1-1で終えた両雄が決着をつける一戦として注目を集めるなか、かつて率いたレアルを応援する発言をしたのがジョゼ・モウリーニョ氏だ。

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 昨年12月にマンチェスター・ユナイテッドの監督を退任後、フリーの身になっているモウリーニョ氏。スペイン紙「マルカ」によると、「DAZN」スペイン版のインタビューに応じて、自らのレアル時代の“バルサ撃破”について回想したのだという。

 2010-11から12-13シーズンまで“白い巨人”の指揮を執ったモウリーニョ氏が振り返ったのは、就任1年目のシーズンのことだった。当時のリーガ勢力図と言えばバルサがジョゼップ・グアルディオラ監督(現マンチェスター・シティ監督)の下、MFアンドレス・イニエスタ(現ヴィッセル神戸)やMFシャビ・エルナンデス(現アル・サッド)、MFセルヒオ・ブスケッツといった中盤でゲームをコントロールし、FWリオネル・メッシら豪華なフィニッシャーが仕留めるという“黄金パターン”を確立し、猛威を振るっていた。

 “策士”モウリーニョが指揮官として初めて臨んだエル・クラシコでも、バルサの勢いは止められなかった。イニエスタのパスからシャビの先制ゴールが生まれると、DFセルヒオ・ラモスらレアル守備陣が切り裂かれ、0-5の完敗を喫したのだ。

「私は勝ったし、引き分けもした、そして負けもした。私はちょっとしたことを覚えているのではなく、すべてのことを覚えているよ。我々はバルサに0-5で負けたかもしれないが、数カ月後、スペイン国王杯を勝ち取ったのだ」

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