なぜゴールが生まれない? ドロー発進の浦和、選手たちが語った2戦連続無得点の要因

「積極性」(柏木)と「3人目の動き」(興梠)が攻撃活性化の改善点

 オリヴェイラ監督は「今後の試合でさらに良くなる兆候が見られました」と言及。そのなかで、選手たちの口から聞こえてくる言葉から共通点として浮かぶのは、大胆さの欠如ということになるだろうか。

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「つなぎの部分は流動的にやれていたと思うけど、入った後のサポートの少なさ、個人的な仕掛けの少なさを含めての積極性。リスクを負わないと得点は生まれないと感じている」(柏木)

「2列目からの飛び出しや、仕掛けることの大切さを感じた。一人一人、キープして落とすだけではなくて、3人目の動きから裏に抜けることも必要かな」(興梠)

「もう少し、縦パスから飛び出す駆け引きというのが必要だったと思う」(宇賀神)

 ゼロックス杯で結果以上に内容の差があるゲームだったことや、2次キャンプまでに対外試合が1試合のみで試合感覚の欠如もあったなかで迎えたアウェーゲームで、必要以上に安定を求めた感は否めなかった。川崎戦で相当に押し込まれながら1失点で終え、この仙台戦も相手に与えたビッグチャンスが1回のみという点で守備の堅さは証明している。あとは、前への積極性や大胆さをどれだけゲーム内で表現できるかだ。

 浦和の昨季リーグ戦を見れば、下位6チームとの12試合で挙げた勝ち点は12止まり。そこで勝ち点30を稼いだリーグ優勝の川崎との差は最終成績にも大きく表れた。そうした課題が今季に残されているなかでは、より攻撃的な圧力、ゴールに向かう迫力を表現できるかが浦和のシーズンを占うと言えそうだ。

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