ファーガソンの告白 マンUで実現したかもしれない香川とクロップの師弟関係

英メディアに語る 「モイーズ政権は消去法の産物」

 マンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン元監督が、2013年夏に退任する際に、現在リバプールの新監督候補に浮上しているユルゲン・クロップ氏の招聘(しょうへい)に動いていたことを告白。ドルトムント時代のまな弟子だった日本代表MF香川真司と、オールド・トラッフォードでタッグを組んでいた可能性があったことが明らかになった。英BBCが報じている。
 プレミアリーグ優勝13回、サーの称号を持つ男は2012-13シーズンのリーグ優勝後、オールド・トラッフォードで華やかな指導者キャリアに幕を下ろした。後任には同じスコットランド人で、エバートンで辣腕を振るっていたデイビッド・モイーズ監督を推薦。だが、名将が期待を込めて任命したはずの後継者は、名門を浮上させることができず、1シーズンを持たずに解任された。
 ファーガソン元監督は「我々の状況下では最高の選択をした。我々は正しい人間を選んだんだ。私はチームがミスを犯したとは全く思わない。不運にも、デイビッドにとっては上手くいかなかった」と主張した。
 だが、ユナイテッドの歴史であだ花となったモイーズ政権は、「消去法の産物」だったという。

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