3都市で一番暑い!? 日本がコロンビア戦で奇跡を起こすための切り札は暑さに免疫がある“国内組”

 暑い――。

 レシフェも暑かった。ナタルも暑かった。でも、クイアバはもっと暑かった。クイアバは広大な南米大陸の“真ん中”に位置する。「ブラジルで最も暑い街」とも言われるように、冬の6月であっても最高気温は35度にも達する。今の時期も十分に暑いが、真夏であれば、フライパンの上にいるような感じになるだろう。

 翌21日は、クイアバのスタジアムでナイジェリアvsボスニア・ヘルツェゴビナの試合を取材した。キックオフは18時。クイアバは東海岸側の都市と比べるとマイナス1時間の時差がある。他の試合とキックオフ時間を合わせるため、クイアバの試合は1時間前倒しになるのだ。

 すでに日は落ちていたものの、日中の暑さによって、スタジアム内には熱がこもっている。記者席に座って試合を見ているだけでも汗が止まらない。公式発表ではこの日の気温は「29度」となっていたが、体感的には35度ぐらいあるように感じられた。

 

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