積極補強のミラン、ラストピースに元バルセロナFWデウロフェウを再獲得か
レオナルドSDが高く評価、2シーズンぶりにミラン加入の可能性が浮上
名門復活に懸けるイタリア・セリエAのACミランは、冬の移籍市場でブラジルからMFルーカス・パケタやジェノアからポーランド代表FWクリシュトフ・ピアテクを獲得する積極的な動きを見せているが、最後の1枚としてかつてミランでプレーしたウインガーの獲得を考えている模様だ。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
ミランが狙っているのは、ワトフォードの元スペイン代表FWジェラール・デウロフェウだという。デウロフェウは2017年1月の移籍市場で、当時所属のエバートンから期限付き移籍でミランに加入し、半年間プレー。当時のミランには元日本代表MF本田圭佑(現メルボルン・ビクトリー)も所属していたが、左ウイングとして半年間ながら印象的な活躍を見せた。
その後、下部組織時代を過ごしたバルセロナが夏の移籍市場で買い戻したが、半年後にはワトフォードへレンタル。その後、ワトフォードが買い取って5年契約を結んでいる。
まだ24歳ながら、すでにミランでもプレーした経験のあるデウロフェウを、スポーツ・ディレクターを務めるミランOBで元ブラジル代表のレオナルド氏が高く評価。冬の移籍市場における補強のラスト1ピースを求め、獲得を目指しているという。
デウロフェウはバルセロナ育ちだけあって足下の技術は折り紙付き。それに加え突破力とイタリアでの経験を持つという、ミランにとってはこれ以上ない優良物件だ。残り数日となった移籍市場で、レオナルド氏は交渉をまとめ上げることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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