マンUのオファー蹴ってカタール移籍へ ユーベDFベナティア、年俸6.3億円で合意間近

ユベントスのDFメディ・ベナティア【写真:Getty Images】
ユベントスのDFメディ・ベナティア【写真:Getty Images】

プレミア名門は年俸約4.6億円を提示も折り合いつかず アル・ドゥハイル行きが濃厚に

 ユベントスのモロッコ代表DFメディ・ベナティアは25日に、カタールのアル・ドゥハイルSCへの移籍でほぼ合意したと伝えられた。そしてそれまでの間に、ベナティアはマンチェスター・ユナイテッドからのオファーを断っていたと、イタリアのテレビ局「スポルト・イタリア」が報じている。

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 ユベントスで3年目を迎え31歳になるベナティアは、出場機会を求めて冬の移籍市場での退団を望んでいたと伝えられている。その後、オリンピック・マルセイユやACミランなどとも接触があったようだが、最終的にはカタールのクラブからのオファーを受諾したと報じられていた。だが、「スポルト・イタリア」によると、その数日前にユナイテッドがベナティアの獲得を目指し、本人へ条件提示を行っていたことが明かされた。

 ユナイテッドが提示したとされる内容は、移籍金はアル・ドゥハイルと同額の1000万ユーロ(12億5000万円)で、ベナティアには年俸370万ユーロ(約4億6000万円)を用意するというものだった。しかし、ベナティアは450万ユーロ(約5億6000万円)を要求。両者の折り合いはつかずに、この移籍話は破談となったと伝えられた。

 アル・ドゥハイルからのオファーは、年俸500万ユーロ(約6億3000万円)の3年契約という内容で、ユナイテッドはその条件を上回ることができなかった。これによりベナティアはカタール行きを選択。残すはメディカルチェックのみとされている。

 金銭的な条件が同じであってもベナティアがユナイテッド移籍へ踏み切ったかは分からない。公言していた条件の一つである出場機会など、心を決めるに至るまで多くの条件があり検討したことだろう。31歳のモロッコ代表DFの中東行きは、正式発表を待つのみという段階になっている。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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