元日本代表MF稲本潤一、J3相模原移籍で“先輩”川口と“盟友”小野から受けた言葉とは?

J3のSC相模原に新加入した稲本【写真:Football ZONE web】
J3のSC相模原に新加入した稲本【写真:Football ZONE web】

昨季まで相模原でプレーした川口から「なんでも聞いてくれ」とサポートを約束する連絡

 J3のSC相模原は26日、相模原市内で2019シーズンの新体制発表を行った。18人の選手が新たに加わったなか、ひと際目を引くのが元日本代表MF稲本潤一だ。これまでJ1通算225試合19得点、ワールドカップ(W杯)出場3回、プレミアリーグの名門アーセナルに所属した経験も持つベテランにとってJ3は“未知なる世界”だが、昨季限りで現役を引退した元日本代表GK川口能活から「なんでも聞いてくれ」と連絡があったという。

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 稲本はプロ22年目の昨季、15年から加入した北海道コンサドーレ札幌でリーグ戦2試合の出場にとどまり、シーズン終了翌日に退団が決定。現役続行を希望していたなか、1月23日に相模原への完全移籍加入が決まった。

 02年日韓大会をはじめW杯出場3回、海外もイングランド、トルコ、ドイツ、フランスと渡り、名将アーセン・ベンゲル(当時)が率いるプレミアの名門アーセナルのユニフォームにも袖を通した稲本。Jリーグ通算264試合20得点、プレミアリーグ通算66試合4得点、ブンデスリーガ通算43試合0得点など、その実績と経験値は現役選手の中でトップクラスも、J3の舞台は初になる。「いろいろ困難も出てくると思う」と本人も話すが、頼もしい人物からサポートの約束があったという。

「能活さんから連絡がありました。『なんでも聞いてくれ』と言われましたね」

 “能活さん”とは昨季まで相模原に3シーズン所属し、日本代表で稲本とも共演してきた川口だ。稲本にとっては4歳年上の偉大な先輩だが、全面バックアップを申し出てくれたと明かす。また、同じ1979年生まれで99年ワールドユース(現U-20W杯)で世界2位に輝いた“黄金世代”の盟友・元日本代表MF小野伸二(札幌)からも、移籍が決まって連絡した際に「頑張ってくれ」とエールがあったという。

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