苦境のドルトムント香川を独紙が特集 「2度のチャンピオンからリザーブに」

ドルトムントMF香川【写真:Getty Images】
ドルトムントMF香川【写真:Getty Images】

プレミアリーグ挑戦を「キャリア最大のミス」と指摘、移籍金は最大で3億円台か

 ドルトムントの日本代表MF香川真司はルシアン・ファブレ監督が就任した今季は出場機会に恵まれず、今冬の移籍市場での放出が確実視されている。そうしたなかで、ドイツ最大の大衆紙「ビルト」が「2度のチャンピオンからリザーブに」と背番号23の苦境を伝えている。

 今季の香川は第18節を消化したブンデスリーガで2試合、DFBポカールとUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でそれぞれ1試合ずつの出場にとどまっている。11月以降はベンチ入りすらできず、ファブレ監督の構想からは完全に外れている。

 本人もすでにスペインへの移籍希望を公言しており、今冬の移籍が予想されているが、移籍マーケット閉幕まで残り5日となっても、まだ決定の報は入っていない。

 そんな苦境の香川について同紙も注目。「BVBの黄金世代の一員だったが、香川真司の終わりの時が近づいている」と、香川とドルトムントの蜜月関係の終了が近いことを示唆した。

マンチェスター・ユナイテッド時代の香川【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッド時代の香川【写真:Getty Images】

 香川はドルトムント移籍1年目の2010-11シーズンと翌11-12シーズン、ユルゲン・クロップ監督(現リバプール監督)の下で、リーグ連覇の立役者となった。その後、1600万ユーロ(約20億円)でマンチェスター・ユナイテッドへ移籍。わずか2シーズンでドルトムントに出戻りをしたが、記事ではプレミア挑戦について「おそらくキャリア最大のミス」と指摘している。

 ドルトムントは200万ユーロ(約2億5000万円)から300万ユーロ(約3億7500万円)で、香川の移籍を容認する構えだという。しかし、「問題は買い手がなく、移籍市場が5日で閉まること。ほとんど時間は残っていない」と、まとめている。ドイツメディアも関心を寄せている香川の去就問題は、果たしてどのような結末を迎えるのだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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