「ここまで想定した内容ではないが?」 海外メディアがベトナム戦前に質問…柴崎岳が回答
「未完成の部分があるのは承知している」と返答した柴崎が持論を展開
日本代表は24日にアジアカップ準々決勝ベトナム戦に臨む。試合会場のアルマクトゥーム・スタジアムで行われた前日会見に森保一監督とともに出席したMF柴崎岳(ヘタフェ)は、海外メディアの「ここまで想定した内容ではないが?」という質問に対して「未完成の部分があるのは承知している」と返答しながら持論を展開した。
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柴崎はグループリーグ初戦トルクメニスタン戦(3-2)と第2戦オマーン戦(1-0)と2試合連続で先発出場。第3戦ウズベキスタン戦(2-1)はベンチとなったが、決勝トーナメント1回戦サウジアラビア戦(1-0)で再びスタメン出場し、司令塔として8強進出に貢献した。
苦戦しながらも勝ち上がった日本の戦いぶりに対して、ベトナム戦の前日会見で海外メディアから「日本は今大会4戦4勝。ただ、ここまで想定した内容ではないが?」という質問が柴崎に飛んだ。柴崎はワンテンポ置いてから静かに答え始めた。
「勝利という結果が非常に重要と思っている。内容も追求しながら1試合1試合改善していく。それが結果として出ている」
もっとも森保ジャパンが成長途上であることは柴崎自身も自覚している。それを裏付けるように、「チームとして未完成の部分があるのは承知している」と公言。そのうえで、今大会を通じてチームとしての飛躍を期している
「この大会が進むにつれて成長しながら、最後にトロフィーを勝ち取ることができれば日本にとって一番良い」
2011年大会以来の優勝に向けて邁進する森保ジャパン。ベトナムを撃破し、まずは4強入りを果たせるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)