第二の大迫探し? ブレーメン幹部がサウジアラビア戦を視察 「情報を得る良い機会」
バウマンSDは日本のベトナム戦勝利を予言「ユウヤは2月頭まで合流することはない」
日本代表は現地時間21日、アジアカップ16強でサウジアラビアに1-0で勝利し、準々決勝へと駒を進めた。FW大迫勇也(ブレーメン)は右でん部痛により、グループリーグ第2戦オマーン戦(1-0)、第3戦ウズベキスタン戦(2-1)に続き、ベンチから試合を見守ることになったが、スタンドでは大迫の所属するブレーメン幹部が視察に訪れていたという。ブレーメンの地元メディア「Mein Werder」が伝えている。
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グループリーグ3連勝で首位突破を果たした日本はベスト16で難敵サウジアラビアと激突。前半20分にMF柴崎岳(ヘタフェ)のコーナーキックからDF冨安健洋(シント=トロイデン)がヘディングで合わせる代表初ゴールを決め、最終的にこれが決勝弾となった。
この日、1トップにはFW武藤嘉紀(ニューカッスル)が配置された。初戦のトルクメニスタン戦(3-2)で2ゴールを決めた大迫はベンチ入りを果たしたものの、右でん部痛を抱えるため、3試合連続で出場を見送ることになった。
大迫の所属するブレーメンの地元メディア「Mein Werder」は、「オオサコがベンチに、バウマンがスタンドに」と言及。現在ブレーメンでスポーツ・ディレクターを務める元ドイツ代表DFフランク・バウマン氏がサウジアラビア戦を現地観戦していたことを伝えている。
「我々はアジア市場の概要を知りたいと考えている。オオサコについても我々が焦点を当てていたほどドイツやヨーロッパも注視していなかった。アジアカップがUAEで開催だったので、参加する選手たちの情報を得る良い機会なのさ」
バウマン氏はUAEに赴いた理由についてこのように話したという。
アジアカップ招集によりブレーメンから離脱している大迫に関しても言及しており、「私は日本が準決勝まで進出すると予想しているし、ユウヤは2月頭まで合流することはないだろう」と、準々決勝のベトナム戦も日本が勝利すると推測していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)