“ベテラン守備陣”の日本と”強力攻撃陣”のサウジ激突 韓国注目「16強最大ビッグマッチ」
「優勝候補同士」の一戦を分析 「サウジの多彩な攻撃が、日本の守備に負担をかける」
日本代表は21日、シャルジャ・スタジアムで行われるアジアカップ決勝トーナメント1回戦でサウジアラビアと激突する。この一戦を「16強最大のビッグマッチ」と注目を寄せるのが、韓国紙「日刊スポーツ」だ。優勝候補同士の一戦として分析している。
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記事では、日本代表を「経験豊富な守備陣が多い」と評しており、DF長友佑都(ガラタサライ)、DF吉田麻也(サウサンプトン)、DF酒井宏樹(マルセイユ)らの名前を挙げている。「16強に備えて体力も温存した。ウズベキスタンとの第3戦で休息を与えた」と続けた。
その一方、「“若い血”である堂安律(フローニンゲン)は1ゴールを決めたが、実際に攻撃をけん引したのはゴールゲッターの大迫勇也(ブレーメン)だ」と指摘。その大迫は右でん部痛で別メニュー調整を強いられるなど決して万全の状態とは言えず、一層守備の安定感が求められると見ているようだ。
サウジアラビアについては「強力な攻撃陣を誇る」と言及。初戦の北朝鮮で4-0、第2戦のイエメン戦で5-0と完勝した。第3戦のカタール戦こそ0-2と敗れたが、「サウジアラビアは誰がゴールを決めるか分からないほどの、さまざまな得点ルートが強み」と付け加えた。「サウジアラビアの多彩な攻撃パターンが、日本の守備に大きな負担をかけるだろう」と流れを予想している。
「オーストラリア、韓国、イランと一緒に、日本とサウジアラビアは今大会ビッグ5と呼ばれる。優勝候補同士、16強最大のビッグマッチ」
日本は勝てば24日の8強でベトナムとの対戦が決まっており、28日の4強ではイランと中国の勝者と激突する。韓国は別の山となっており、日本と対戦する可能性があるのは決勝のみだが、日本の動向に大きな関心を寄せているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)