日本代表を待つ茨の道、ロシアW杯組に危機感 今のままではアジア杯優勝は難しい?

(左から)日本代表MF原口、DF長友【写真:ⒸAFC&AP】
(左から)日本代表MF原口、DF長友【写真:ⒸAFC&AP】

グループ突破も… 原口や長友が指摘「このままじゃ決勝Tで勝てない」「厳しくなる」

 森保一監督率いる日本代表は、13日にアジアカップ・グループリーグ第2戦のオマーン戦で1-0と勝利し、初戦トルクメニスタン戦(3-2)に続く連勝で決勝トーナメント進出を決めた。2011年大会以来の優勝に向けて邁進している日本だが、攻守ともに課題は山積している。選手たちからも「強い相手と当たった時に厳しくなる」「このままじゃ決勝トーナメントでは勝てない」などの声が上がった。

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 初戦トルクメニスタン戦に続き、オマーン戦も思わぬ接戦を強いられた。7度の決定的なチャンスを作りながらも、唯一のゴールは微妙な判定で獲得したMF原口元気(ハノーファー)のPKのみ。森保監督も「前半のうちにチャンスをもっと決めて楽な展開にできればというのがあるし、1点取った後に追加点があればより良い形になったと思う」と振り返っている。

 試合直後、日本の現状に危機感を訴えたのは原口だ。「このままじゃ決勝トーナメントでは勝てないと思いますし、もう一回、チームとしても個人としても精度を高めたい」と改善点を指摘した。

 また、DF長友佑都(ガラタサライ)も「まず勝つことが大事だったので、結果に関して言えば良かった」と安堵しながらも、「内容に関しては、決勝トーナメントで強い相手と当たった時に厳しくなると思う」と言い切っている。

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