エジルは“試合に相応しくない”選手!? エメリ監督の決断に英紙言及「謎のメンバー外」
事前のフルトレーニングに参加も、ウェストハム戦でまたもメンバー外となる事態
アーセナルは現地時間12日のプレミアリーグ第22節でウェストハムに0-1で敗戦。10番の元ドイツ代表MFメスト・エジルがベンチ外となったことが大きな話題を呼んでいる。
膝を痛めているエジルは、昨年12月29日のリーグ第20節リバプール戦(1-5)、1月1日の第21節フルハム戦(4-1)と2試合連続で欠場。そんななか、11日に自身のツイッターに「1週間のチームトレーニングを終了」と、力こぶやハートの絵文字をつけて投稿し、怪我の回復を示唆していた。
当然エジルの試合復帰が期待されたが、クラブ公式ツイッターで発表された先発メンバーとサブメンバーにエジルの名前はなかった。これを受け、多くのファンが「エジルはどこに」「エジルを戻して」「フルトレーニングに戻ってたはず」「エジルがいない」と反応。英紙「ザ・サン」はファンの声を紹介しつつ、「アーセナルの司令塔はフィットしていると宣言され、今週フルトレーニングに参加していたが、ウナイ・エメリによってまたも謎のメンバー外となった」と伝えている。
週給35万ポンド(約4900万円)というクラブ史上最高額の給与を得ているエジルとあって、怪我以外での試合欠場は大きな注目を集める。
英紙「デイリー・メール」によれば、試合後エメリ監督はエジルをメンバー外にしたことについて問われると「この試合に最も適していると思う選手たちを選んだ。彼がいて勝つこともあれば、負けることもある。1人の選手が勝ち負けを意味するわけではない。今日ここにいた選手たちは、この試合を戦うに相応しい選手だった」と語ったという。裏返せば、「エジルはウェストハム戦を戦うに相応しくない選手だった」ということになる。
「戦術上の理由」は名目なのか、それとも――。エジルの処遇には今後も多くの視線が送られることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)