バルサMFコウチーニョ、鮮やかな“ノールックシャペウ”に海外称賛 「批判に終止符」
後半11分、エイバルMFエスクランテを背負いながら頭上を抜くテクニックを披露
バルセロナは現地時間13日、リーガ・エスパニョーラ第19節エイバル戦で3-0と快勝し、首位をがっちりキープした。エースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシがリーガ史上初の通算400ゴールを達成したなか、ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョも1アシストを記録するとともに鮮やかな美技を繰り出し、海外メディアは「魔法」「批判に終止符を打った」と報じている。
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バルセロナは前半19分、コウチーニョとウルグアイ代表FWルイス・スアレスの素早いパス交換からL・スアレスがゴールを陥れて先制。後半8分にメッシが史上初のリーガ通算400ゴール目でチーム2点目を挙げると、その6分後には再びL・スアレスが得点を奪い、3-0でエイバルに快勝した。
先制点を演出したコウチーニョだが、後半11分には自慢のテクニックを披露した。敵陣ペナルティーエリア手前左でボールを拾うと、エイバルのアルゼンチン人MFゴンサロ・エスクランテに背を向けた状態のまま、シャペウ(ポルトガルで帽子の意。浮き球で相手の頭上を抜くプレー)を鮮やかに成功。そのまま味方とのワンツーでペナルティーエリア内に抜け出した。中央へのクロスこそ相手GKに弾かれて得点には直結しなかったが、この3分後にはチーム3点目が生まれている。
海外メディア「Be Soccer」は「コウチーニョが批判を粉砕:トンネル(股抜き)とシャペウ」と題して特集。コウチーニョは今季18試合に出場するも、ベンチスタートも7試合あり、絶対的レギュラーというわけではないなか、エスクランテへのシャペウとスペイン人DFアナイツ・アルビージャへの股抜きでアピールしたとし、「二つのドリブルの魔法」「批判に終止符を打った」と伝えている。
26歳のブラジル人アタッカーは、エイバル戦をきっかけに調子を上げてくるだろうか。